大牟田支店は、地元の個人事務所から始められた創業１５年を超える法人を、２０２２年１１月に中央ライズアクロスグループへと編入したばかりの支店になります。不動産登記の業務が中心となっており、目下の最大の課題は、これまでご依頼していただいていた方々が、継続して私共にご依頼いただくようにすることです。
地理的特性として、熊本県、佐賀県へのアクセスが便利であり、今後は既存の福岡支店と南九州支店を結びつける役割を担えるよう、人と業務範囲の双方を広げていく必要があると考えています。
大牟田支店の母体となった法人は、長年地域に根ざして活動してきたこともあり、その業務範囲は不動産登記に限られたものではありません。今後受任させていただく一つ一つの業務が、中央ライズアクロス全体の知識や経験の積み上げを担えるとこが出来るのでは、という可能性も感じています。

とにかく物事を判断するスピードが早いことです。もちろん判断した内容を実行に移していく各支店、各部門の行動のスピードも早いです。それは、法人自体の規模や取り組む業務の多様性の拡大スピードに直結しているなと感じます。
司法書士は、これまで単身や少人数の集まりで業務に取り組む形態が今も多いですし、私自身も一般企業での勤務経験から、少人数で取り組める業務の限界というものを感じておりましたので、様々な得意分野を持つ多くの仲間達と、大きな規模の業務に取り組んでいけることが、中央ライズアクロスの魅力です。
また、司法書士と業務を接する土地家屋調査士、行政書士の組織がグループ内部にあるだけでなく、全国にグループの支店があることで地理的な制約も解決出来、ご依頼人にとても満足していただけていることも魅力です。

私自身、社会人としてスタートを切ったのは、司法書士の先生方に登記を依頼する側の業界でしたから、外の世界から見た経験と、実際に司法書士となり業務にあたっている現状の両方から、どのような司法書士であるべきかを忘れないよう心がけています。
司法書士を目指した時期が決して早いとは言えず、そもそも六法すら手にしたこともなく、補助者として勤務しながら受験をスタートさせました。
様々な業務に携わらせてもらえた期間が長く、結果として実務の知識と経験が豊富になってしまったこともあり、司法書士としての経験と幅を広げていきたいという方には、大牟田支店という場所は特に適した職場になっているのではないかと思います。

司法書士でなかった時期、とりわけ司法書士への業務を依頼した側にいた時に、外から眺めた景色を忘れないようにしています。具体的には、私にとって司法書士は取得するまでハードルの高い資格でしたが、世の中に数多ある職業の一つでしかないという謙虚さを忘れないということです。
また、そもそも法律というもの自体が万能でない中で、司法書士としてご依頼人に対して何が出来るのかを考え続けていかなければならないとも思っています。

業務経験や能力よりも、まずは人としてどうかというところを大切に考えています。職場は多くの方がそれぞれの事情を抱えて働いているので、その中でどのように振る舞うことが出来るかを考えて行動出来る方かどうかが何よりも大切だと考えています。
また、何のために働くか、将来どのような自分になりたいかのビジョンをしっかり持っている方は、是非大牟田支店で自己実現を目指していただきたいです。

大牟田支店は、まだ組織の中で走り始めたばかりの組織です。とはいえ、司法書士としての業務全般に対応し続けてきた母体となった法人の特徴を持ち続けています。司法書士としてスキルアップを目指す方にはこの上ない職場となるでしょうし、中央ライズアクロスは、事務所の経営という面も経験出来る可能性も十分にあります。
この組織をどう活かし、自分の成長に繋げていくかどうかは、応募してくださる皆さんのお気持ち次第です。可能性は無限に広がっています。